■ 総合案内
 〜下記のメニューよりお好きなコンテンツをご覧ください〜
▼新サイトに引っ越しました。新サイトはこちら。▼
【無料ブログ比較なら】まあ待て、ブログを借りる前にここを読め。





Click Here!

子どもにブログを与える前に、まずやるべきことが。

2005年06月25日

詳しい事の顛末(とっても現在進行中ですが)については下記のニュースやはてなダイアリーの関連記事集をごらんいただきたいのですが、要するに、総務省の研究会が「国の政策として子どもにブログをやらせよう!ネチケットも見につくし、日本のIT競争力も上がるし超いいじゃん!」と提言したところ、ブロガーから「(゚д゚)ハァ?」という反応が起こっていると。

子どもはみなブログを持て!(YOMIURI ONLINE)
子供にブログぅ?!…ブロガーたちが大ブーイング(YOMIURI ONLINE)

■ はてなの関連リンク集(はてなはこういうとき便利ですな。)
 http://d.hatena.ne.jp/http?//www.yomiuri.co.jp/net/news/20050614nt07.htm
 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.yomiuri.co.jp/net/feature/20050623nt0b.htm


子どものころからブログを活用するというのは、単にITスキルやITリテラシーを高めるだけでなく、自分の考えを論理的にまとめ、意見を対外的に発表する訓練にもなってメリットも多かろうと思います。大人が「ブログっていいぞ!」って喜んでやってるわけですから、子どもにだってブログはいいものになるでしょう。

そういう意味では基本的なコンセプトには賛成です。


がしかし、これを政策としてやるにせよ、やる順番を間違えてますな。

子どもにブログをやらせる前に、教師の方にまずやらせないとどうしようもないと思います。

子どもにブログを使わせる側の教師が、ある程度のITスキルを持ち、さらに自分でブログを使ってみてブログのメリット・デメリット、適切な使い方を理解しないことには、どう考えても子どもに好き勝手文章書かせて終わり、程度のことにしかならないでしょう。

さらに、本当に所期の効果を出したいのであれば、学校単位や地域単位で、ブログをどう活用させてどういうことを実現したいのか、子どもをどういう方向に導いていきたいのか、そういう全体的なビジョンというか、グランドプランを持ってやる必要もあります。

正直、日本の学校や教師にそういうマネジメント能力があるとも思えず、この状況下で子どもにブログだけ使わせても、陰湿ないじめやトラブルの温床になったりし、そのうえネットの悪い使い方だけ覚えて終わるのが関の山、というところのような気がします。


仮に私が学校でブログの利用を推進するとすれば、例えば、「みんなでブログで意見を出し合って学校をよりよく運営していこう!」というコンセプトを最初に打ちたてます。次に、校内だけで使える(見れる)ブログを作って、簡単な校内ブログのポータルサイトを作ります。各ブログはすべて実名で運用され、きちんと教師が各ブログの内容を把握して生徒を指導します。

んで、トラックバックセンターを作って、そこで「運動会の企画をみんなで考えよう!」とか「学校でできるリサイクルってないかな?」とか、そんな感じでトラックバックテーマを設定して生徒に記事を書かせて、意見をたくさん吸い上げていきます。こうすれば、生徒のITスキルを伸長させるうえでも、自主性を発揮させるうえでも、学校の民主的な運営を促すうえでも、いろいろメリットがあるかもしれません。


と思って、ここまで書いたんですが、実は肝心の「情報フロンティア研究会報告書(案)」というのに目を通してないことに気づき、原文を探してみたらありました。

「情報フロンティア研究会報告書(案)」を読む
日本の社会では情報ネットワークが匿名であるという認識に基づいて色々な活動が行われているがゆえに、社会生活全般においてICTが利活用されていく活力が高まらず、社会心理的なデジタルデバイドと言うべき、サイバースペースへの忌避感が拡がっている。そのため、ある程度高度なICTを活用している層においても、その活動量、活力は、他の社会に比べて低いことも指摘されている。

こうした課題を克服する方策の一つは、義務教育課程である初等・中等教育の段階で高度なICTリテラシー教育を行うことである。個人のICT利用意識の向上にも関連するが、ICTにより実現されるバーチャルな環境を、現実社会と同じ感覚で活用すること、すなわち、サイバースペース上で実名又は特定の仮名で他人と交流することを自然の術として身につけるための教育が必要である。


なんかこれ読むと「生徒にすべからくブログをやらせよう!」というトーンではなく、単純に「義務教育課程できちんとITスキルとネットのコミュニケーション力を高める教育をしましょうね」というような程度の話に読めます。

YOMIURI ONLINEの記事にある「報告書は(中略)あらゆる子どもが自分のブログを持つのが効果的だ、と力説した。」というようなことはどこにも書いてないんですが。文脈たどってもそのようにはとても読めないんですが。

YOMIURI ONLINEの記者の読解力不足?

それとも私の読解力不足?


なんだか錯綜してわけがわからなくなってきました。

ホントのところはどうなってるんだ?

【人気ブログランキング】 原文は先に読まないといかんね。
Posted by ずめ at 12:33 │Comments(4)TrackBack(5)

この記事のトラックバックURL

http://app.blog.livedoor.jp/eclipse01/tb.cgi/26293640
この記事へのトラックバック
前項コメントの、出人さんの、>基礎しかならわない人間よりも、むしろある程度学習した者のほうが、基礎の大切さを自覚するこれは納得がいく。数I(世代バレバレ(笑))の因数分解で躓きながら、数IIの微積分がとても面白く、しまった!と思った経験に照らし合わせても、あ
初等教育に、IT教育は必要か?【sugar pot】at 2005年06月28日 00:30
ガ島通信さん6/27で知ったのですが、ある地方紙では試験を受ける学生が500人か
NEWS@nifty:新聞関連【無菌室育ち3はお堅いのがお好き】at 2005年06月28日 13:31
↓これ読んだら一緒やんって思えてなりません。 実名でのネット活用促す 総務省「悪の温床」化防止 [共同通信:6/27・9:36update]
実名出しても出さんでも…【サンフランのもっとお日さまサンサンサン】at 2005年06月28日 16:23
「情報フロンティア研究会報告書(案)」を読むより、そろそろオメガブロガーの自分と...
おばあちゃんにブログを【test_31331@Draft】at 2005年07月04日 22:11
http://ebn.livedoor.biz/archives/26293640.html と言う、ブログを見まして、私なりに、色々考えました。 まず、実名を載せると言うことについてですが、個人情報の問題、そして、児童生徒の安全の事を考えると、とんでもないことだと思います。仮に、ブログにプロフィー
学校でBlog?【秋田オーボエブログ】at 2005年07月12日 11:22
この記事へのコメント
はじめまして

それがYOMIURIクオリティだと思います
Posted by いつも見てます at 2005年06月25日 18:32
記事参照しました、TBできないのでURLはっときます。

http://blog.livedoor.jp/hikaru1031/archives/26359506.html

>正直、日本の学校や教師にそういうマネジメント能力があるとも思えず

実際ありませんね。
まぁそんな余裕が無いというのが正直な所でしょうが・・・
本気でやるのであればそれ用の人員を補充すべきでしょう。
じゃないと現状では無理だと思います。
Posted by 大神光 at 2005年06月26日 04:07
真面目にやれば文章力が身につくと思うが、IT力は、微妙……。
Posted by 紗紫美 at 2005年06月26日 19:22
大きな方向性をとりあえず決定することが大切で、細かいことはそれからじゃな。
Posted by 楼主 at 2005年06月27日 11:38